当社は、昨年の8月11日に発生した駿河湾の地震により自動停止し、その後低圧タービンの交換等を行うために停止期間を延長している浜岡原子力発電所5号機(改良型沸騰水型、定格電気出力126.7万キロワット)の第4回定期検査を2010年3月15日より開始します。
定期検査期間中に、原子炉本体、原子炉冷却系統設備、原子炉格納施設などの点検等を実施するほか、低圧タービンの取り替え、燃料集合体46体程度の取り替えなどを実施する予定です。
なお、駿河湾の地震により策定した特別な保全計画のうち、プラント停止中の点検・評価やタービンなど被害のあった設備の補修・復旧は完了しております。
ア.原子炉本体
原子炉圧力容器の点検、炉内構造物の点検、燃料の点検
イ.原子炉冷却系統設備
配管類、熱交換器、ポンプ、弁類の点検
ウ.計測制御系統設備
制御棒駆動系の点検、各種計測装置の点検、校正
エ.放射線管理設備
各種放射線管理用計測装置の点検、校正
オ.原子炉格納施設
原子炉建屋、格納容器の気密試験
カ.蒸気タービン
本体の開放点検、主要弁類の分解点検、補機類の点検
キ.その他
廃棄設備、燃料設備、非常用予備発電装置、電気設備などの点検
ア.燃料取替作業
原子炉内の全燃料872体のうち46体程度を新燃料に取り替えます。
イ.低圧タービン取替工事
2006年6月15日に発生した低圧タービン第12段羽根の損傷事象※を踏まえ、対策を施した低圧タービンとの取り替えを実施します。
※ 低圧タービン第12段羽根の損傷事象とは、定格熱出力一定運転中の5号機において、低圧タービン第12段羽根が脱落し、タービンが停止するとともに原子炉が自動停止した事象です。
ウ.制御棒監視装置の制御回路改造工事
原子力安全・保安院文書「東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所6号機における制御棒駆動機構と制御棒の結合不良を受けた対応について」(平成20・9・12原院第3号NISA-134b-08-39,NISA-154b-08-5,NISA-166b-08-1)への対応として、制御棒駆動機構と制御棒の結合を確認する制御回路の一部を改造します。
原子力安全・保安院文書「東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所6号機における制御棒駆動機構と制御棒の結合不良を受けた対応について」(平成20・9・12原院第3号NISA-134b-08-39,NISA-154b-08-5,NISA-166b-08-1)に基づく検査